久しぶりの投稿です。
お盆休みは何となく自動車系YouTubeを見て過ごしていたのですが、日本国内で販売される乗用車のMT比率は1%程度という話を見て驚愕しました。
電動化の流れでいつかは無くなるであろうMT車。無くなる前に乗ってみたいという気持ちになり現状を調べてみることにしました。
新車で買える国産車ラインナップ
今新車で買える国産車をメーカーのホームページなどで調べたところ、予想以上に多くの車種が見つかりました。
主なラインナップは以下の通りです。
- 【トヨタ】ヤリス、カローラシリーズ、C-HR、GR86、スープラ
- 【スバル】BRZ
- 【ホンダ】シビック
- 【日産】フェアレディZ
- 【マツダ】マツダ2、3、6、マツダCX3、30、5、ロードスター
- 【スズキ】スイフト/スイフトスポーツ
他にもコペンやN-ONE、ジムニーなどがありました。
まとめてみるとトヨタ、マツダのMT車の設定の多さが目立ちます。
ただ個人的にマツダ3 のセダンにMTの設定がないのが残念でした。(昔はあったような?)
あと、意外にも(?)C-HRにMTの設定があったのは驚きでした。
予算を抑えるならコレ?
予算を抑えるなら比較的安価なコンパクトクラスのヤリス、マツダ2、スイフト/スイフトスポーツになろうかと思いますが、カローラアクシオ/カローラフィールダーのコスパの良さが光ります。
現行カローラが販売され旧型となった今も主に法人向けに継続して販売されており、驚異の車両本体価格(税込み)は次の通りです。
- カローラアクシオ EX 2WD・MT 1,557,600円
- カローラフィールダー EX 2WD・MT 1,709,400円
※もうすぐ仕様変更(騒音などの法規対応)があり5万円ほど値上げするようです。
ボディカラーは、ホワイトやシルバーだと商用車感が出ますが、ブラックやブルー(フィールダーのみに設定)を選択すれば普段使いでもイケそうです。成熟され頑丈で壊れないでしょうし安全装備も最低限ついているので大変お買い得です。
ただし、「シフトチェンジのフィーリングは良くはない」との口コミも見かけましたので、MT車にスポーツ的な要素を求める方には向いていないかもしれません。
運転しやすくなったMT車
いつの間にか(私が知らなかっただけ)MTも進化を遂げて運転しやすくなっているようです。
いくつか関連機能を紹介します。
iMT(インテリジェントMT)
iMT(インテリジェントMT)とは、シフトチェンジの時に自動でエンジン回転数を最適に合わせてくれる機能のことだそうです。
あくまで補助的な機能でエンストしないわけではないのですが、変速時のショックが出たり、(エンストが怖くて)無駄にアクセルを煽ってしまうような初心者には心強い機能だと感じました。
iMTは、現行カローラシリーズ(カローラ/カローラツーリング/カローラスポーツ)やC-HRに採用されおり、1.2Lターボエンジン+6MTの組み合わせで設定があります。
ただし、次の改良で1.2Lターボエンジン廃止のうわさがあり、MTの設定がなくなる可能性があります。
MTを選びたければ今後はGRカローラを買ってくれ、ということでしょうか。
今後の動向が気になります。
ヒルスタートアシスト機能
ヒルスタートアシスト機能は、坂道でブレーキペダルから足を離しても一時的に制動力を保持する機能です。
非常に有難い機能ですが、停止状態は2秒程度とあくまで補助機能なので注意が必要です。
電動パーキングブレーキ
電動パーキングブレーキは、坂道発進でも威力を発揮します。
電動パーキングブレーキの場合は、アクセルを踏むと自動で解除されるので、手動でサイドブレーキを戻す必要がなく、発進操作(クラッチ&アクセル操作)に集中することができます。
まとめ
国内販売比率1%程度と絶滅寸前のMT車ですが、未だに多くの選択肢をメーカーが用意してくれています。
久しぶりのMTでも運転を補助する機能が増えており、今やMT車は贅沢・娯楽品なのかもしれません。
いつかは無くなるMT車、購入を検討してみては如何でしょうか?
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