【セカンドカー計画】ヤリスの見積りシミュレーション

前回Cセグメントの中でMT車を検討してみましたが、本命不在で自分の中で盛り上がりに欠けていました。
そこで今回、通勤や趣味の車としてセカンドカーを購入するなら?という妄想をしてみます。

ターゲットは200万円以下のコンパクトカーです。
具体的には、ヤリス、マツダ2、スイフトスポーツですが、売れに売れているヤリスで見積りシミュレーションを実施しました。

見せてもらおうか、ヤリスの実力を!!

グレード選び

MTが選択可能なヤリスは3グレードあり、X→G→Zの順でグレードが上がります。
車両価格は以下の通りです。

X 1.5L·6MT·2WD 1,548,000円
G 1.5L·6MT·2WD 1,723,000円
Z 1.5L·6MT·2WD 1,904,000円

下位グレードのXは、安さが魅力です。
中間グレードのGは、Xに比べ装備充実、選択できるオプションが豊富なのが魅力です。
上位グレードのZは、装備充実ですが、諸経費を入れると200万円突破しそうです。

Xグレードの圧倒的な安さに目を引かれますが、果たして我慢できないほど酷いのか?
あえて上位グレードのZと比較を行ってみます。

スペック

ボディサイズは共通で、全長:3,940mm、全幅:1,695mm、全高 1,500mmとなっています。
エンジンも同じ1.5Lで動力性能・燃費に差はありません。

装備の違いにより差が出ているのは重量と小回り性能です。

■車両重量
 X:980kg
 Z:1000kg

■最小回転半径
 X:4.9m
 Z:5.1m

ここまではXが優勢です。

外観

ボディカラーは、ブラックダークブルーマイカメタリックを選択しようと思っているので、あえて差が見えにくいブラックで比較します。

フロント

■ヘッドランプ
ZがフルLEDヘッドランプに対して、Xはハロゲンヘッドランプなので見劣りします。
→Zの勝ち

■ホイール
標準だとXの方がデザインは好みです。
逆にZのデザインならアルミホイールに変更必須かなと思いました。
→Xの勝ち

リア

■ルーフスポイラー
Zは大型リヤルーフスポイラーがついており見た目が良いです。
ただし、ボディカラーがブラックならそれほど差は目立たなくなります。
→Zの勝ち

■リアランプ
ZはフルLEDリヤコンビネーションランプが搭載されていますが、カタカナの「フ」の形をしたライトで好みではありません。
→(無理やり?)Xの勝ち

内装・装備

■シート


Xはヘッドレスト一体型のシートです。
あきらかなコスト削減でカッコ悪いと思いましたが、意外にもホールド感は良いらしいです。
ただ後部座席から前を見た時に威圧感があるので、ヘッドレストセパレート型の方が無難でしょう。
→Zの勝ち

なお、Xでは、「ターンチルトシート」のオプションを付けることでヘッドレストセパレート型に変更することができます。
ただし、高さ調整ができなくなるので取り付けるなら助手席のみが良いでしょう。
※運転席か助手席のどちらか一方でも「ターンチルトシート」にすると両方ともセパレート型に変更されます。

運転席のみ 88,000円
助手席のみ 90,200円

■メーター


比較するとXの方が古さを感じ見劣りしますが、アナログメーターの方がすっきりして見やすく実用的です。また、中央に液晶を備えているので機能としても必要十分でしょう。
→(無理やり?)Xの勝ち

■エアコン

Xはマニュアルエアコンです。
見た目が悪く廉価版感が出ますが、使い勝手に問題はないので許容範囲でしょう。
→Zの勝ち

■ディスプレイオーディオ
大きすぎても邪魔なのでヤリスの7 or 8インチサイズはちょうど良いと思います。
大差ないですが、Xの7インチでも十分でしょう。
→引き分け

■キー
ここは要注意です。
Xはスマートキーではありません。
物理キーを差してエンジンをかけるタイプが標準です。

オプション35,200円(税込み)でスマートキーに変更可能です。
ただ標準のままでも「リレーアタック」の心配がないことはメリットかもしれません。

個人的には、アナログメーターとマニュアルエアコンを装備している車ならキーを回してエンジンを始動させるスパルタ仕様(?)もありかと思います。
→(オプションで選択できる)Xの勝ち

まとめ

ここまでヤリスの下位グレードのXと上位グレードのZを比較しましたが、廉価版であるXの方がよりアナログ感があり、魅力的に見える部分もありました。

人によっては致命的ともいえるシートキーに関してはオプション設定されていますのでXグレードでも十分だと感じました。
※シートヒーターなどの快適装備については今回評価していないので必要と思われる方は要確認です。

→(個人的には)Xで問題なし

オプション選び

次に必要なオプションを設定して行きます。
最終的に以下の5つ。計129,800円分のオプションを選択しました。

  1. 自動防眩インナーミラー(ドライブレコーダー付)53,900円
  2. バックガイドモニター 16,500円
  3. フロアマット(ベーシック)14,300円
  4. 革巻きステアリング25,300円
  5. ETC車載器(ビルトイン) ベーシックタイプ19,800円

シートやキーは標準のままとしました。なおドアバイザーは要らない派です。

自動防眩インナーミラー(ドライブレコーダー付)

最近のマイナーチェンジで追加されたオプションで、ドライブレコーダー機能を搭載(しかも前方・後方)しているのが大変魅力的です。メーカー保証もつくので購入時に付けることをおススメしたいです。

後続車のライトの眩しさを緩和するインナーミラーに、録画機能を搭載。車両前方・後方のカメラ映像をSDカードに常時録画します。加えて、ユーザー操作の「手動録画」、駐車後の一定時間を記録する「駐車時録画」、急ブレーキ等の衝撃を検知し記録する「衝撃検知録画」の機能も搭載。SDカードを取り出せばPCやタブレットで、Wi-Fiを接続すればスマートフォンの専用アプリで、録画映像の再生・保存が可能です。

商品説明より

バックガイドモニター

もはや必須装備のため標準にして欲しいくらいです。

フロアマット(ベーシック)

社外品でも良いですが、予算取りのために追加。

革巻きステアリング

贅沢装備ですが、ハンドルを握るたびに付けて良かったと思えそうなので選択します。

ETC車載器(ビルトイン) ベーシックタイプ

ビルトインですっきり。一番安いもので十分。

見積り金額

さて見積り金額を発表します。

 車両本体価格 1,548,000円

 オプション 129,800円

 税金・諸費用(目安)188,560円

 合計金額 1,866,360円 となりました。

値引きは考慮していませんが5~15万円くらいはイケると思うので、170万円台で購入できるのではないかと予想します。

まとめ

ヤリスの下位グレードXなら170万円台の予算で購入できそうなことが分かりました。

現在の中古相場は高く、MT車のタマ数は少ないため、自分の好きな仕様で新車を購入しても良いと思える金額差かと思います。

あとは納期次第でしょうか・・・。

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